これから飲む酒はラム酒で決まり

  これから飲む酒はラム酒で決まり
生涯現役 男のアンチエイジング
男のアンチエイジング

ラム酒といえば

パイレーツオブカリビアンでお馴染み

カリブ海の海賊のお酒です😀

ラム酒の歴史

17世紀のカリブ海『バルバドス島説』と『プエルトリコ島説』のどちらかではないかと言われています。

もともと、カリブ海の島にサトウキビは自生していませんでした、コロンブスがアメリカ大陸を発見とともに、ヨーロッパ人によってサトウキビがカリブに持ち込まれ、気候風土が適していたこともあって、一大産地になったようです。

16世紀後半になり砂糖は作れば作るだけ売れるということで生産量が飛躍的に増加した。サトウキビから砂糖を造るとき、結晶化して砂糖になる部分と、結晶化しない、砂糖にならない糖蜜を発酵、蒸留することによりラムが誕生した。

こうして生まれたラムは、奴隷達のエネルギーを補給したり、御しやすくするための道具として用いられていた。

また、ラムは当時の船乗りが恐れていた壊血病の特効薬と信じられていたため、商船や海賊船やイギリス海軍は17世紀から1970年代まで、ラムを壊血病対策の薬として支給していた。

誕生当時のラムは、香りや味がとげとげしく、酒質は荒いものだった。 

1693年に、フランスからカリブのマルティニークに渡ったフランス人修道僧ペール・ラバは、コニャックの蒸留機や技士を持ち込み、ラムを本国の酒造り同様に行うようにした。その結果、それまで奴隷や船乗りの飲み物だったラムは、砂糖と共に第一級の貿易品として輸出されるようになった

現在では、南極を除く全ての大陸で造られていて世界に4万銘柄以上存在すると言われています。

アーネスト・フェミングウェイ

アーネスト・フェミングウェイが、ラム酒好きであった事は有名な話です。

キューバをこよなく愛し、執筆生活を送った文豪ヘミングウェイ。

『我がモヒートはボデギータにて、我がダイキリはフロリディータにて』

という言葉を残したように、いつも決まったバーで決まったカクテルを飲んでいたそうです。

ハバナ・ビエハのパルケ・セントラルからオビスポ通りに入る手前にある、「ラ・フロリディータ」。長いカウンターの奥の席でヘミングウェイがいつも飲んでいたのがダイキリです。

ダイキリはラム酒にライムの果汁と砂糖を加えてシェイクしたカクテルですが、ヘミングウェイが愛飲したダイキリは、ラム酒をダブル、ライムの代わりにグレープフルーツジュースを入れて氷を加えてミキサーにかけたフローズンタイプ。

「パパ・ヘミングウェイ」の名がつけられています。

糖尿病を患っていたこともあり、フローズンダイキリを砂糖抜きで、多い時には何と17杯も飲んだと言う話です。

文豪は、大酒豪でもあったようです。

もう一軒のお店、「ラ・ボデギータ・デルメディオ」でヘミングウェイが愛飲していたのが、モヒートです。

「モヒート」の発祥地と言われており現在、ハバナの観光名所の一つとなっています

モヒートは、ラム酒にレモン果汁とミント、砂糖を加えて炭酸水で割ったカクテルです。

シャア・アズナブールもラム酒が好きだったと言う話も有名な逸話です。

ラマニーはラム・ファン以外の方にも、良く知られている銘柄です。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN”の劇中に

シャア・アズナブル氏がベネズエラのカラカスのバーで

ラマニーを飲む有名なシーンがあるからです。

アニメにはハッキリとは出てこなかったのですが

安彦良和氏作「機動戦士ガンダム THE ORIGINE 第5巻 ランバ・ラル 前編」に堂々と登場しております

ガルマ・ザビの国葬で、ギレン・ザビ総帥が演説します。

テレビ中継を南米ベネズエラのカラカスにあるバーでロックを傾けながら、独り、シャアは聞きます。

ギレン総帥の

「諸君らが愛してくれた弟のガルマは死んだ。何故だ!」

という問いに

「坊やだからさ」

と、グラスを傾けます。

この時のお酒が、ラ・マニー・エルヴ・ソー・ボアです

語呂の良さからシャア専用ラムなんて呼ばれているようです。

このシーンは第18話の42ページです。

単行本では5巻になります。

どうでしょうか

ラム酒に惹かれてきませんか

大概

お酒を飲みに行けば

ビールで乾杯

そのままビール 大多数

焼酎へ

ウイスキー

日本酒

まあ

お店に置いてないこともあって

大概そんなところですよね

スピリッツ系のお酒は

ほとんど飲まないまま

終わってしまいますよね

バーに行くかしないと

飲む機会はありませんよね

でも、ラム酒って

結構リーズナブルなので

家飲みには良いと思います。

一度飲んだら

病みつきになる可能性 大です。

それでは

ラム酒について

大まかに、おさらいしていきましょう

製法上の種類

トラディショナル  「インダストリアル製法」

砂糖を造る時に取り除くことになる、副産物「モラセス」糖蜜を原料とするラム酒の製法です。

モラセスは貯蔵することができるので、これを原料としたラム酒は通年の製造が可能となります。

現在でも、世界の8割以上を占めている製法。

アグリコール

サトウキビジュースから砂糖を造らずに、そのまま100%を原料とする。19世紀後半にフランス領植民地で確立した製法。

サトウキビの搾り汁は貯蔵に適さないので、サトウキビの生産地の近くで、サトウキビの収穫時期にのみ製造できるラム酒になります。場所も期間も限定されたところでしか作れないので、生産量がとても少なく貴重です。

ハイテストモラセス

サトウキビジュース100%を加熱し、シロップ化したものを原料とする。最も新しい製法。加熱し固形化した黒糖を原料とするものも含まれる。

熟成や加工による種類

ホワイトラム

基本的に樽熟成させていない無色透明のラムを指す。全てのタイプのラムの中で最も生産量が多い。カクテルに最も向く、とされている。

糖蜜に水を加え、純粋培養した酵母を用いて発酵させてから、連続式蒸留機で蒸留。その後、内面を焦がしていないホワイトオークの樽で短期間熟成させることで完成します。

活性炭によって濾過して作られたます。

ゴールドラム

基本的に大樽または、バーボン樽などで3年未満の熟成をしたラムを指す。

樽で熟成させて作ることによって薄褐色のラム酒になります。

バランスの取れた甘さと香りが特徴的なタイプです。

ダークラム

原料を自然発酵させ、単式蒸留器で蒸留。その後、内側を焦がしたオーク樽で3年以上長期熟成させることで完成します。

より濃い色で香味が強い傾向があります。

インパクトのある香味を利用して、お菓子やカクテルに使用されることも多いのがこのタイプです。

色だけでなく、味が濃いことが特徴でインパクトのある味わいです。

スパイスドラム、ラムリキュール、ラム・アランジェ

基本的にラム生産地で採れるフルーツやハーブ、香辛料などを、砂糖とともにラムに漬け込んで造られる混成酒を指す。カリブでは、蒸留所で造られるものだけでなく、自家製も盛んである。

このタイプはアルコール度数が少し低いことも特徴です。

ラム酒

生産地での違い

RUMは英語表記だから旧イギリス領、RONはスペイン語表記だから旧スペイン領、RHUMはフランス語表記だから旧フランス領の国でつくられたことを示す。

オンザロックでは濃すぎるという方は、ソーダで割って飲むのもおすすめ。

ラム自体がしっかりとした香りと風味なので、ソーダはトニックなどでなくスタンダードな炭酸水がおすすめ。

また、お酒があまり得意でない方はコーラで割ってキューバリブレも良いと思います。

爽やかな味に変わるので、ラム初心者の方でもとっても飲みやすくなります。

次回は、ラム酒の銘柄を探ります。

男のアンチエイジング

マカ アルギニン 亜鉛 マカ サプリ クラチャイダム シトルリン アルギニン サプリメント 男性 全10種類 30日分 60カプセル ※精力剤ではなくサプリ MACAPREMIUM マカプレミアム 幸せラボ

食 酒カテゴリの最新記事